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2015_09
20
(Sun)17:41

『女子高生とかぐや姫』

こちらもついったまとめです。忘れないうちに。
落書きに近いですが、書いていてとっても楽しかったです。





その1

「かぐやちゃん、どうして結婚しなかったの? 5人にプロポーズされたんでしょ?」
「だって、相手のことよく知らないのに結婚して、だなんて変でしょう」
「うん。まあ、そだね」




その2

「でもさ、昔はよく知らずに結婚が当たり前じゃない? そんだけぶっちぎってまわりになんか言われなかった?」
「お父様とお母様のお側にいたい気持ちが強かったから平気よ」
「ふーん(独身コースまっしぐらだな)」




その3

「5人は瞬殺だったけど、あの人とは仲良くしてたんだよね。帝さん」
「ええ、手紙のやり取りをしていたわ」
「どうして?」
「あの方だけが本当に私に興味を持ってくださったからよ」




その4

「しかもさ、さっきお別れする時にさ、不死の薬あげたじゃん? あれなんで?」
「……もう一度お会いしたかったの。いつか。勝手なのはわかっていたけど、生きていればって思ったの」




その5

「ふーん。それで1000年も待ったのかな、あの人」
「あの方を知っているの?」
「うん、養い親。そんでもって、学者であたしの師匠でもある。同じ人間が同じ時間にいられないからってあたしが迎え役を仰せつかったんだよ」




その6

「どういうこと?」
「師匠とあたしは時間、特にタイムトラベルの研究してたの。あ、タイムトラベルってわかんないか。あたしは未来から来たんだよ」
「みらい……?」
「そう。ずっとずっと先の時」




その7

「あなたは誰? 月の使者ではないの?」
「月の使者だよ? なんて、本当は時の隙間に落ちたあなたを迎えに来たんだけどね」
「……」
「……あの人言ってた。手紙の端々に意味のわからないことが書いてあったって。それが今頃わかるようになったって」




その8

「つまり、私は……」
「この時代の人間じゃないんだよ。どういうわけか子供からやり直したから記憶が混乱してるんだろうね。でも、あんまり驚いてないとこ見るとどっかで覚えてるんだろうな。研究しがいがあるなー」
「……よく、わからないわ」




その9

「とうさ……いや、帝さんが待ってるよ。ずっとずっとあなたのことを、未来で。それだけは信じて」
「あの方が……」
「うん。あたしからもお願い。さ、帰ろう」
「……ええ」




その10(終)

「ねえ、この時代の帝さん? はじめまして。あなたの娘だよ。かぐや姫から薬もらったでしょ? あれよく効くから絶対飲んでね。いつか出会うために……姫にも、あたしにも」




かぐや姫が現代からタイムスリップした女の子で、帝はもう一度会うために不死の薬を飲んで待っていた、という設定は高校生か大学生くらいの時に思い付いたものです。個人的にとても好きな設定です。

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